今週のアンセム『Andrew’s song』


初夏の風に肌も汗ばむ頃となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

聖歌隊では、いよいよ今月28 日(土)に行われるレインボーコンサートに向けて、1部2部共に最後の練習を行っております。皆さまに良い音楽をお届け出来るよう励んでおりますので、皆様のお越しを心よりお待ち致しております。
(コンサートについてはこちら)

さて、今週は女声聖歌隊が奉仕致します。アンセムはJohn Penny作曲のAndrew’s songです。
編曲者のSarah MacDonald氏は主にイギリスのケンブリッジで活躍しておられる音楽家です。氏には、実は2年前の英国研修にて直接立教聖歌隊にご指導して下さった方でもありますので、僭越ながら私たちに馴染み深い音楽家でもあります。

そんなSarah氏がアレンジした本曲は、心地よい浮遊感とはっきりした旋律が特徴の美しい曲です。ぜひご期待下さい。

また、今週より女声聖歌隊の新入生が礼拝デビュー致します。
皆さまにおかれましては、彼女達の勇姿を見届けて頂ければ幸いです。

今週も是非チャペルへ足をお運び下さい。



Andrew’s song
John Penny作曲
Sarah MacDonald編曲
George Herbert (1593-1633)作詞

Love bade me welcome: yet my soul drew back, guilty of dust and sin.

But quick-eyed Love, observing me grow slack from my first entrance in, drew nearer to me, sweetly questioning If I lacked anything.

“A guest,” I answered, “worthy to be here”: Love said, “You shall be he.” “I, the unkind, ungrateful? Ah, my dear, I cannot look on thee.” Love took my hand, and smiling did reply, “Who made the eyes but I?”

“Truth, Lord; but I have marred them; let my shame go where it doth deserve.” “And know you not,” says Love, “who bore the blame?’ “My dear, then I will serve.” “You must sit down,” says Love, “and taste my meat.” So I did sit and eat.

“愛”が私をあたたかく招き入れてくださったのに、私の魂はしりぞいた。ちりと罪にまみれていたから。しかし敏い目をお持ちの”愛”は、私のためらいに気づかれた。私が戸口に入ったそのときから。

私に近づき、優しくたずねてくださった。 何か足りないものがあるのか、と。

ここにふさわしい客人がいないのです、私は答えた。 “愛”は言われた。おまえがその客なのだよ。 薄情で恩知らずな私がですか? ああ、愛しい方よ。 私にはあなたに目を向けることもできません。 “愛”は私の手を取り、微笑みながらお答えになった。 誰がその目を造ったのか、わたしではないか?

そのとおりです、主よ。しかし私はそれを汚してしまいました。私は恥を受けるにふさわしい者です。 おまえは知らないのか、”愛”は言われた。だれがその咎を負ったのかを。

愛しい方よ、では私があなたにお仕えいたします。 “愛”は言われた。おすわりなさい、そして私の食事を味わいなさい。

そこで私は座り、それをいただいた。

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